Airbnbゲストがよろこぶもの ~ちゃぶ台~

 

日本人には少し意外かもしれないけど、

ちゃぶ台が和のお部屋づくりの

名脇役なんです。

 

ちゃぶ台ってすごく日本的な

アイテムなんですね。

畳のお部屋に置いておくだけで、

グッと「和」の雰囲気を演出してくれます。

これがあるお陰で、

外人受けが良くなってる気がする。

 

木製なのもいいみたい。

うちの部屋がよく

「落ち着いてよかった」と評価されるのも、

ちゃぶ台が醸し出してる

「禅」的な雰囲気があるからだと思う。

 

外人からしたら、
床にちょこんと置いてある

ちっちゃなテーブルが、

すごく非日常感があるみたい。

特に欧米のテーブルは大きいからね。

 

むかし、イギリスでつくられた

「JAPAN」という子供向けの古い教材を

見たことがあったんだけど、

 

そこに日本の5人家族が

小さなちゃぶ台を囲んで

食事をしている昭和の写真が載ってました。

 

この教材を一緒に見ていた外人たちは、

「5人で食事をするには

テーブルがあまりにも小さくないか!?」

と言って大ウケしてました。

 

家族5人がくっつくようにして

肩を寄せ合って床(畳)に座り、

小さなちゃぶ台いっぱいに

料理を並べて食事している光景は

ちょっとびっくりだったみたいです。

 

あとおもしろがってたのは、座椅子。

「椅子に脚がないなんてー!」って

ゲラゲラ笑ってました。

 

もう、それだけで異文化なんですね。

ちゃぶ台や座椅子って、日本独特みたい。

 

日本人が捨てていく文化でも、

外人にとっては

すごく斬新に見えてるみたいです。