ラマダン中の女性との共同生活

 

学会に参加するため、

インドネシアから女教授が二人来ました。

 

心理学が専門だそうで、

エイジングにおける心理学的なんちゃら、、

について発表するんだそうです。

 

2人ともベテランさんで

人前でプレゼンすることにも慣れているので、

発表までの数日間、

観光したりして遊んでました。よゆ~!

 

一人がおトボケで

めちゃくちゃおもしろいキャラだったので、

二人はいつもゲラゲラ笑ってました。

寝室からも遅くまでヒーヒーと笑い声が聞こえてて、

それはそれは楽しそう~。

 

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南国の方は笑顔がはじけてていいですね。

お土産もいただいちゃいました~。

 

二人は仕事つながりでとても仲がいいんだけど、

住んでる場所もジャカルタとバリ島で離れてるし、

一人はイスラム教、一人はヒンドゥー教なので

生活スタイルが全然違うんです。

 

二人の滞在中は、

ちょうどイスラム教のラマダンの時期でした。

 

ラマダンって、断食月ですね。

一年に一回、一カ月の間 日中の飲食を絶つらしいです。

日没から日の出の間は飲食できるので、

全くの断食ではないです。

まぁ、1カ月間全く飲食しなかったら死ぬわな。。

 

なので、二人の食事のタイミングが全然違う。

朝食は二人とも食べず。

ヒンドゥー教の彼女のみ、ランチを食べる。

ランチの間、イスラム教の彼女は

飲食 全くせず見てるだけ。

 

日没前はまだイスラム教は食事できないので、

夕食用にお弁当を買って帰ってくる。

決められた時間(20時半くらい?)にやっと食事。

イスラム教の彼女は、この日初めて水分を口にする。

 

そして何か調べながら、

「(飲食できる時間が)終わるの4時半くらいだから、

明日は4時前ごろ起きたらいいかな」

とぶつぶつ時間を計算し、

次の日起きる時間を決める。

 

4時ごろ起きてきて一人食事。

で、またすぐ寝る。

というパターンが数日続く・・・

 

日中ずっと外出してて

水分を一滴も飲まないと身体に悪そうだけど、

大丈夫なのかな?

本人は「慣れてるから全く問題ない」と言ってたけど。

 

これを30日間続けるのは大変だねー、と言ってたら、

「生理がきた」と言ってあっさり終了してました。

妊婦さんや病人や生理中の女性は、

身体に負担がかかるのでラマダンしなくていいそうです。

 

前に仕事でインドネシアと取引してたとき、

イスラム教の人はラマダン中は

ほとんど働かないとかで、

めちゃくちゃ生産性が落ちて

この時期、私は毎年キーキー言ってました。

 

夜中や明け方にこんな風に

強制的に起きて食事してたら、

仕事の効率悪くなるよね。

(ゲストは2回しか食事してなかったけど、

通常は夜中の8時間の間に3食するらしい。)

 

今になって、ラマダン事情がよく分かりました。

勉強になるな。。

 

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