畳のお部屋のススメ

 

うちは外国人のお客様をターゲットにしているので、

Airbnb を始めるときに洋室に置き畳を敷いて、

なんちゃって和室にしました。

できるだけ、「和」を感じてもらえたらいいな~と思って。

 

例えば、イギリスへ旅行に行くとして

Airbnbで宿を探しているときに、

 

日本好きなイギリス人ホストが提供している

和風なお部屋を見つけたら、

「やっぱり和の空間が落ち着くよねー」と

わざわざそこに泊まります??

 

どちらかというと、せっかくだから

イギリスらしい壁紙やリネンを使用した

お部屋に泊まりたくないですか?

 

なので、うちに来てくれたゲストのほとんどは、

ベッドのあるお部屋よりも

あえて日本的な和室を選んでくれているのです。

 

畳のお部屋は日本人にとっては

さほどテンションの上がるものではないけど、

外人にしてみたら

“So cool! So traditional!” なのです。

 

そもそも、「床に寝る」ということ自体が、

外人にとっては非日常的で特別な体験らしい。

 

昔、アメリカのゲストハウスで

いろんな国から来たゲストとリビングで過ごしていたときに、

ソファーが空いていなかったので床に座ったんです。

 

そしたらドイツ人青年が

「床に座ってる!!

日本人は床で生活するって、本当なのか!?

床に直に寝るって、本当なのか!?」

と興奮して話しかけてきたことがありました。

 

アメリカ人はよく地べたに座ったりするから

ドイツ人のこの反応にとても驚いたのですが、

家の中で靴を脱いだり、

直接床(畳)に座って生活したりするってことが

非日常な人たちが多かったりするのです。

 

お部屋の広さも四畳半と狭いので

ほとんど何も置いていない

シンプルな空間ですが、それさえも

「すごく落ち着いて心地いい」と

思った以上に評判がいいです。

どうやら、「ZEN(禅)」的なものを感じているらしい。

 

日本の生活を体験しに来ている外国人にとっては、

畳のお部屋はとても魅力的なのです。

 

また、 ベッドを2台買うよりも、

畳と布団を購入した方が

コストパフォーマンスがよいので、

ホスト的にはコスト面からもおすすめかな。

 

うちは二人まで受け入れているのですが、

ゲストが一人のときは

お布団1組だけ用意したらいいし。

 

ただ、布団の寝心地を気にする外人さんが多いので、

マットレスは必須ですよ~!

 

www.airbnb.jp