70代日本人シニア女性の一人旅（前）
日本人シニア女性が、
中米パナマから一人で来られました。
５人のお孫さんがいるおばあちゃま。
とてもお元気です！
パナマの男性と結婚されたので
あちらに住んでいますが、
日本にも毎年遊びに来るそうです。
チェックイン時にドアを開けた瞬間、
「Lynnさん！？やっとお会いできたわ！！」
と中南米らしい明るいオーラに圧倒～。
海外暮らしが長いせいか、
表情も雰囲気も日本人離れしてまーす。
経歴、華やかです。
50年前、某外資系エアラインが
初めて日本人キャビンアテンダントを
募集したときに採用された、第1期生だそう。
50年前ですよ！
まだまだ、普通の日本人が
海外へ行くことのなかった時代です。
そんな時代にすでに
CA仲間と３人でハワイでシェアハウスして、
いろいろな国へフライトに出るという
生活をしていたのです。
現代でも憧れる暮らしを50年前に。
粋ですな～。
その時のルームメイトや同期とは
今でも大の仲良しなので、
ゲストが日本へ遊びに来ると
みんなで集まってご飯食べに行ったり
旅行へ行ったりしてるのです。
とても華やかで楽しそうです！
そしてゲスト様は、
結婚後もずっと日系の会社で働いてきた
キャリアウーマンでもあるのです。
嫁ぐだけでも大変なのに、
ご自分のご両親や家族がいない環境で
仕事と子育ての両立、
さぞかし大変だったのでは？？
（日本ではみんな両立大変そうですよね。）
「それが楽だったのよ。メイドがいたから。」
そっかー。。
日本で暮らしてると
メイドさんがいる家なんてそうないけど、
お国によってはそれが
当たり前だったりするのね。
家のことや子育ては
全てメイドさんに任せていたから、
かえって楽だったんだそうです。
「それなりの大学出て
それなりにまじめに働いていれば、
あちらの方がずっと生活は楽よ。
同じようにいい大学出ていい会社に入っても、
日本は生活があまり豊かじゃない感じがしない？」
そうなんすよ。。
多くの日本人が忙しいばかりで、
働けどさほど豊かさを感じられない
最近の傾向。。
ま、家にメイドさんが何人もいる暮らしって
それだけ格差があるわけだから
一概にいいとも言えないんだけどね。。
続く。
