天職を楽しむ中国紳士
学会のため、中国の大学で
助教授をしている若い男性がきました。
とっても穏やかな紳士です。
話がうまくて、おもしろい。
そして話好き。
うちへ来る前に京都へ行っていたので、
京都土産をいただきました~。
中国の方、開運系すきですね。
ありがと~。
そしてうちへ来てすぐ、
ドアの不具合を直してくれたり
電球を交換してくれたり、
いろいろ働いてくれました。
このパターン、
前の中国人ゲストのときにもあったね。
私が放置している家の不具合を
ゲストが直してくれるという。。
謝謝。
さて、学会のために来るゲストは
大抵プレゼンの準備で
忙しそうにしてるんですが、
今回のゲストは
「いつも大学で講義してること話すだけだから」
と余裕の表情。
学会主催のお食事会やら観光ツアーやらに参加して、
緊張感なく楽しんでました。
人懐っこいので、
いろんな参加者にかわいがられていたようです。
うちに来る中国人ゲストは高学歴な人ばかり。
で、ほとんどの人が一人っ子のためか、
大事に育てられたんだな~ と感じることが多いです。
かしこくて、良識があって育ちが良い人が多い。
日本人が持ちがちな、
いわゆる中国人観光客のイメージとは全然違います。
ただゲスト曰く、
一人っ子がゆえに親の期待が半端なく、
高校時代はとにかく勉強しかしてなかった、と。
あちらの大学受験は日本よりも大変だそうで、
競争率が半端ないらしい。
日本の受験も大変だと思うけど、
今は少子化で大学の方が余ってるもんね。
その時にしかできないことがあるから、
勉強以外のこともしてみたかったなー と
ぼやいていました。
話を聞いてたら、
日本の高校生の方が自由そうです。
で、勉強たくさんした甲斐あって
ゲストの高校や大学のときの友達は
みなエリートコースを進んで
高給取りばかりらしいですが、
ゲストは教えることがすごく楽しいから、
「友だちよりもお給料が少なくても大満足。
毎日、好きなことして幸せ~」だそうです。
大学で毎年講師の人気アンケートをとっていて、
それで何年か連続で人気No.1になっているそう。
「ぼく、生徒に愛されてますから。」
うん。分かるよ。
いろんな楽しい話をありがとう。