オーストラリアから来た美食家

 

温厚な中国系オーストラリア人が来ました。

40代男性一人旅です。

 

ずっとテレフォンアポインターをしながら

整体の勉強をされていて、

6年前から独立したそうです。

 

独立してから、暮らしぶりがずいぶん良くなったそう。

休みも自分で決められるので、

今回は1カ月間 店を閉めて日本旅行です。

 

それにしても、イギリス人かというくらい

きれいなクイーンズ・イングリッシュを話すゲスト。

 

オーストラリア人なのになぜ?

 

「オーストラリア人は発音に対して

手を抜いているところが気に入らないんだ。

僕は語尾まできちんと丁寧に発音したいんだよ。」

 

ふ~~ん。。

テレフォンアポインターしてたときのこだわりかな?

 

オーストラリアでそんな話し方してたら浮いてそう。。

まぁ、いいけど。

 

さて、こちらのゲスト、

おいしいもののためには金に糸目をつけないそうで。

世界中の有名レストランへ行くことが楽しみだそうです。

 

ここも行った、あそこも行った、と

食について熱く語ってくれたけど、

私、全然わからないしー。

 

そんな彼が、私の地元名物である

高級和牛ステーキを食べに行くと言い

「よかったら一緒に行かない?」とお誘いがありました。

「うん、いいね (Why not?) 」と軽く返事。

 

そして、過去のゲストが見つけてきて

「めちゃくちゃおいしかった」と

教えてくれたレストランへ行きました。

 

カウンター席で目の前で肉や野菜が焼かれていくので、

パフォーマンス性あります。

Airbnb ゲストとか、観光客に喜ばれそう。

 

ちょうどいい感じに焼かれた肉、うまいっっ!!

弾力があって、でもやわらかくてジューシーで、

口の中で溶ける感じ。

肉だけではなく、焼き野菜もおいしいです。

隣で美食家もうなってます。

 

締めの焼きめしまで食べて、

おいしいものでお腹いっばいになって

美食家ゲストも大満足だったようです。

よかった。

 

私は、地元の肉をもっと食べに来よう、って誓いました。

 

さて。。。

ゲストが誘ってくれたときって、

今まではみんなおごってくれたけど、

今回はちょっとお高いしどうなんだろう。。

 

と思っていたら、

会計時に「別々で」と言っているゲスト。

 

あーーーー おごりじゃないんかい!

15000円ぶっ飛んだわ。

ま、おいしかったからいいけどね。