新婚旅行で日本へやって来た理由

 

プロフィール写真がとてもキュートなカップル。

人の好さがにじみ出てます。これは間違いない。

 

日本に着いてからも

"Your country is amazing! (君の国サイコー!)" って

ご機嫌なメールをくれて、

お迎えするのがとても楽しみでした。

 

実際に会っても、人懐っこくてナイスな二人。

日本に来てからずっと感動だらけだよ、と

いろんなエピソードを話してくれて楽しそう。

 

数か月前に結婚したばかりの二人。

新婚旅行でなぜ日本?

ビーチリゾートとかじゃないの?? と聞いてみると、

 

「彼女のおじいさんが杉原千畝に救われたから。

感謝の気持ちを伝えたくて日本へ来た」と。

 

日本のシンドラーと呼ばれている方ですね。

第二次世界大戦中、

6000人のユダヤ人の命を救ったと言われています。

 

そう、彼はフランス系ユダヤ人、

彼女はイスラエル出身のユダヤ人カップル。

 

チウネがおじいさんの命を救ってくれたことで、

今ここに彼女がいて、ぼくは彼女と結婚することができた。

まず、一番にチウネに感謝したかった と。

 

そして、成田についてすぐ、東京をすっ飛ばして

真っ先に岐阜県杉原千畝記念館へ行き、

感謝の気持ちを伝えてきたそうです。

 

なんか、、

重いけど、日本人としてとてもうれしい。

 

そして、パズルのピースが少しつながりました。

 

昔アメリカに住んでいたときに、

親やおじいさんおばあさんが日本びいき、

という友人が少なくなかったんですね。

 

戦争を体験した世代の欧米の人には

日本が嫌いな人も多かったのに、

なぜ「日本が好き」という人たちがいるのか

不思議だったんです。

 

家に日本刀やら浮世絵やらを飾っていたりして。

そうだ。彼らはユダヤ系だったかも。

 

友人たちは、日本を経由してアメリカに渡った

ユダヤ人の子孫だったのか(たぶん)。

 

命を救われた6000の人たちが、

孫やひ孫の代まで感謝の気持ちを伝えているって、

とてもすごいことだと思うのです。

 

「チウネは僕たちのヒーロー」って

ゲストは言っていました。

そして、日本人の間であまり知られていないことを

とても残念がっていました。

 

日本人も、海外でこんなに影響力のある

杉原千畝のことをもっと知っててもいいかも。

 

家に帰ったら、メモと本をプレゼントとして

置いていってくれていました。

 

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世界に影響を与えた日本人の勉強になりました。

私、Airbnb ですごい体験してると思う。